再会と初対面

サッカーヨーロッパ選手権が開幕。

ひとまず各グループの第1節が終了しました。

 

開幕前の私の優勝予想をおさらいしてみますと、

◎イングランド

〇ベルギー

△オーストリア

 

さぁ、第1節の結果は!

イングランド・・・ロシアにロスタイムに追いつかれまさかのドロー

ベルギー・・・史上最弱と言われるイタリアに0-2で完敗

オーストリア・・・ハンガリーに0-2で惨敗

 

なんだかごめんなさい。

 

 

 

 

さぁ、今日のブログは

このところのお仕事を何点かご紹介。

まずはうれしいニュースから。

the effector book vol.32

大人気の季刊誌the EFFECTOR BOOKの32号で、

当工房とSmoggy Overdriveをとりあげて頂きました。

 

内容はなんと、私の開発者インタビュー。

 

滅多にないことですので、

是非皆様お買い求めの上、じっくりとご覧ください。

 

オーバードライブ好きにはたまらない1冊です。

 

 

通常業務の中でもうれしいご依頼が続きました。

こちらはAriaのFE60。

私が以前トップ面のリフィニッシュを手掛けさせていただいた個体です。

(その時の記事はこちら

 

今回は追加で、

フレット、ナット、サドルの交換をご依頼いただきました。

 

以前は見た目の部分のご依頼、

そして今回は機能的な部分のご依頼。

私の仕事を評価してくださっているなによりの証だと思い、

とても励みになります。

 

結果、ヘッドを除く表面全てに私の手が入っているギターとなりました。

 

 

そして同様のご依頼は何故か続くもので、

こちらのギターもフレット交換にやってきました。

Historyのストラトタイプに、

私が大胆なヘビーレリック加工を施した1品。

John MayerのBlack Oneと呼ばれるストラトを真似たものです。

 

大分弾きこんでいただいているようで、

フレットの摩耗が進んでおりましたので、

フレットとナットを交換しました。

フレットは耐久性に優れたステンレスフレットに変更です。

 

Historyのギターの多くには、

サークルフレッティングシステムという、

フジゲンの特許技術による独自のフレッティングがされています。

 

各弦とフレットがそれぞれ垂直に近い角度で交わるように、

フレット自体を湾曲させて装着する仕組みです。

 

その分フレット交換作業も、

いつもより多少手間がかかりますが、

国産ギターならではの作りの良さのおかげで、

極めて順調に作業は完了しました。

 

またご依頼主には、

このステンレスフレットが摩耗するくらい、

弾きこんでいただければと思います。

 

 

 

最後にご紹介するのは、

私の仕事は大したことじゃあないんですが、

ギターが凄いというお話。

預かるだけでも光栄です。

こちらは日本の個人製作家の草分け的存在、

辻四郎さん作のフルアコです。

D'AngelicoのEXCELという17インチフルアコのコピーモデルですね。

 

このギターのオーナー様は2ndオーナー様だそうで、

前のオーナーが改造してしまっていたピックガードなどを

元に戻すという作業をさせていただきました。

 

辻四郎さんのギターの実物は初めて拝見しましたが、

基本に忠実なとても丁寧な作りに感激。

そのサウンドはとても繊細で上品(でもすっごい鳴ります)。

Gibson系のアメリカンなフルアコとは似て非なる素晴らしいギターでした。

 

 

こういうものを見てしまうと、

フルアコ作りたいなぁと思いますが、

それはもう少し歳を重ねてからの目標としておきます。

 

 

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静岡県島田市のギター工房です。
カスタムオーダーギター・ベースの製作、リペアとカスタマイズ、オリジナルエフェクターなどの設計・製作をしています。

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