あの人がベガルタ仙台の監督をしていた時代、
我らがジュビロ磐田はその仙台に
けちょんけちょんにやられてましたので、
もうほんと嫌い。
あの勿体付けた話し方も、
漫画みたいな風貌も、
ほんと苦手。
だからもうずっと前から
薄々気づいてはいたんだけれども、
でももう認めざるを得ませんね。
手倉森さんあなた、素晴らしい監督。
監督の力で勝ち続けるチームをはじめてみた、
U23アジア選手権でございました。
オリンピックも頼んだ。
さぁ、
ずいぶんとご無沙汰しておりましたが、
新作のギターが完成間近です!
当工房秘蔵のワンピースアルダーボディに、
今ではほんと贅沢になった
本柾目のワンピースメイプルネック。
スタンダードな材種ながらも、
その中で一握りの極上材をチョイスし製作したのは
当工房のセミオーダーモデル
Stellar Classic。
ワンピース材ならでは、
継ぎ目のないその流れるような木目。
その雄大さに時間を忘れて見入ってしまいます。
このまま仕上げても十分カッコ良かったのですが・・・
当工房にとってかつてない試み。
焼きゴテを使って、木材に画や模様を焼き付ける技法「Pyrography」。
そのPyrography職人さんである、
L&W Burning WorksのBOB成川氏に、
私の大好きなペイズリーデザインを焼き入れていただきました。
つまりこの柄の部分は、
木が焦げているわけですね。
これだけをご覧になると
「レーザー?」と思われる方も多いのですが、
レーザー加工機では曲面への焼き入れは難しいです。
手描き(手焼き)することで、
ギターの複雑な形状にも焼き付けることが出来ます。
焼いた部分の木肌に残る焼きゴテの痕もまた、
素晴らしい雰囲気を醸し出しています。
もうこの時点で余りのカッコ良さに、
売る気がすっかり無くなっていた私。
ところがその後、
某楽器店のカリスマ店長さんからの
熱烈なラブコールを受け、
その楽器店のスペシャルイベントに向け、
楽器としての仕上げ作業を行うことになりました。
塗装は本当に迷いました。
様々なカラーサンプルを用意した結果、
採用したのは「無着色」。
この素晴らしいPyrographyと、
雄大なアルダーワンピース材を隅々まで堪能していただくための仕上げです。
焼きゴテにより凹凸が生まれた木材の表面もあえてそのままに残し、
美しく滑らかに仕上げたアルダーの木肌との対比を楽しんでいただける塗装です。
塗膜を厚くし過ぎると、せかっくの質感が台無しになり、
かといって薄すぎては、木材の保護ができません。
Pyrography後は研磨作業を行うことが出来ないこのギターはつまり、
塗装のやり直しも出来ない一発勝負でした。
無事思い通りの仕上がりになり、
ホッと一安心です。
塗装が終わり、
現在はこんな状態。
塗装の仕上がりを見て、
ピックガード材を急遽ベッコウ柄に変更。
パーツにはゴールドカラーを採用しました。
あぁ、やはりカッコいい・・・・。
完成は目の前ですが、
焦らず丁寧に残りの作業に臨みたいと思います。
このギターの完成発表は、
島村楽器静岡パルコ店で2/19~21に開催される
静岡ギターSHOWで行われます。
なんと、21日には、
私吉田のトークショーの開催が決定。
というわけで、
このギターやイベントについてのお問合せは、
島村楽器静岡パルコ店さんまで
直接お願いいたします。