静岡県の中部地方ではすっかりおなじみとなりました(?)
毎月恒例の店頭リペア相談会、
今回はなんと2週連続!
まずは今週10/25(日)、13:00スタート。
会場は、すみやグッディ本店さんです!
藤枝店さんは来週です。
今週は本店さんですよ。
お間違いなく。
ギターの診断、メンテナンス、リペアのご相談なんでも大歓迎。
お気軽にご来店ください^^
ご来店下さった方々には、
もれなく出来立てホヤホヤのこれをプレゼント。
当工房のオリジナルピック。
私が大好きなウルテム素材です。
要らないと言わず、もらってください。
さぁ今日のブログは、
新しいプロジェクトのご紹介。
こんな素敵なネックが出来ました。
こちらはFender社伝統の構造を採用した、
メイプルワンピースのネック。
現在一般的な、いわゆる「貼り指板」ではなく、
メイプルの1枚板をそのまま加工してネックにしています。
その為、トラスロッドはネック裏から仕込む必要があるため、
画像右のような「スカンクストライプ」と呼ばれる木のフタが
グリップ中央にドーンと見えます。
正直ネックとしては
指板とネック材を貼りあわせた構造の方がはるかに作業性が良く、
わざわざ厚みのある材を仕入れ、
苦労してワンピースネックを作る利点はそれほど多くありません。
それでも私がワンピースネックを作る理由は単純。
かっこいいから!
やっぱりワンピースネックは、
トラディショナル感やアメリ感が半端ないっす。
ハンドメイドのワンピースネック製作は
技術的にもかなりのチャレンジが必要で、
これを作るために多くのお手製治具を開発しました。
(製作中の画像が無いのはそのためです。ごめんなさい:p)
メイプルも一見地味ですが、
よーくご覧ください。
ピッチの細かい、超絶本柾目材。
プレーン材としては最高級の一品です。
ロッドアジャストは、実験もかねてヘッド側に設置。
スカンクストライプは伝統のウォルナットと思いきや、
サーモメイプル材を使ってみました。
(これだけで断然塗装が楽なはず)。
こんな、
私の無駄過ぎて伝わらないコダワリが詰まりに詰まったネックには
こんなボディ材を使います。
ネックがワンピースなのに
ボディが2ピースじゃ興ざめですね。
当工房の珍ストックの1つ、
ワンピースアルダーをチョイス。
アルダーにしては、自己主張高めな木目。
実はこのギター、
菊川ハンドメイドギターショーに向けた
ショーモデルです。
ショーモデルと言うからには、
ショーにふさわしいモデルになるはずで・・・・
今後、私が楽しみ過ぎる展開が待っています。
間に合うの?
という素朴な疑問は置いておいて、
今後の展開にご期待下さい!