さんざんいろんなところでアピールさせていただいておりますが、

おかげさまででY.O.S.ギター工房、開業1周年を迎えました！

といいましても、

1年前の5月1日に

藤枝税務署に開業届を出しに行った、というだけで、

去年の5月はほとんど、

工房の内装やらウェブサイト作りに従事しておりましたので、

開業一周年という感覚はまるでないのですが^^;

それにしてもおかげさまで、

とても充実した1年を過ごすことが出来、

皆々様には大変感謝しております。いや、ほんとに。

皆様のご期待には応えきれていない部分が多い当工房でございますが、

2年目は飛躍の年となるよう精進いたしますので、

なにとぞご贔屓に。

さぁ、このところの1番の仕事でした

Stellar Classicの2号機は、

実はもう完成しています。

今日は配線部分をご紹介です。

今回はこの赤味の強いベッコウピックガード材に、

HSHのピックアップレイアウトです。

うちのお客様に普通の配線でご満足いただけるわけもなく、

も中身はマニアックな香りが漂っていますね。

やはり端子の数は、

普通のギターの数倍あるようです・・・。

今回は、ただ複雑な配線をこなすだけではなく、

P.U.自体にも改造を加えました。

Lindy FralinのPure PAFという素晴らしいハムバッキングP.U.。

こいつをいったんバラし、

中の結線部分に手を加え、

本来付いていない線を1本追加します。

こうすることで、

通常のハムバッキングサウンドに加え

「タップ」とか「スプリットコイル」とか呼ばれる、

片方のコイルだけ使ったシングルコイルサウンドにも

切り替え可能にしました。

その後、一気に配線。

今回はお客様のご希望で

ビンテージワイヤーを交えながらの配線作業。

狭い空間で取り回しにも四苦八苦しましたが、

無事作業を終えました。

大き目サイズオレンジに輝くコンデンサーも素敵です。

配線作業が終わると、

あとは早いんです。

一気に組み上げ弦を張り、2時間ほどで全作業は終了しました。

と言っても、

今日お見せするのはここまで。

その素敵極まりない全貌は、

まずはご依頼主に直接ご覧いただいてから

皆様にご紹介させていただくことにします。