どんなチームのユニフォームにせよ、
サッカーは長袖がカッコいいと思う私です。
最近は、半袖ユニの下に
ピチピチの長袖アンダーウェアを着る選手が増えていますね。
理由は分かりませんが、私嫌いです。あれ。
と、今日の本田や香川を見ていて思いました。
さぁ、いきなり山場を迎えていた1Pコアモデル、
どうなったでしょうか?
ドロップトップ加工、ばっちりです。
コア程硬い木で、さらに6.5mmの厚み。
さらに深めのエルボーカット。
結構なチャレンジでしたが、
綺麗に曲がり、隙間もなく接着出来ました。
それにしてもこのコア、スゴイですね。
現在表面は♯80という、スゴイ荒い紙やすり傷が付いています。
普通そんな荒い傷だと、
殆ど杢なんて見えないんですが、
これはカーリーがくっきり出ていますね。
磨き上げて塗装をすると、いったいどうなるんでしょう・・・。
ボディ加工はすでに、
最難関をクリアしましたので、
最初にネックから仕上げてしまいました。
こちらも素晴らしいですよ。
柾目サーモメイプルにハカランダという贅沢ネック。
ご依頼主のアイデアで、
ヘッドの一部にカーリーコアをはめ込みました。
ボディトップの端材の中から、
一番カーリーが出ている部分を厳選して使ってます。
塗装後、このコアの部分にヘッドロゴが入ります。
おしゃれだ!
前回のブログで、
ネックの中に謎のユニットをインストールしていましたが、
その正体が写真右側。
これ、GOTOHの「サイドアジャスター」というパーツで、
ネックの側面からネックの反りを調整できるという優れものです。
仕込みが難しいため、採用しているメーカーは少なく、
後付も出来ないパーツなので、
あまり一般で見かけることは無いものですが、
こんなことが出来ちゃうのも
オーダーの醍醐味でしょうか。
すでにネックはステンレスフレットまで装着され、
殆どの加工を終了しています。
来週この状態で一旦ご依頼主の元へ発送。
ネックの感触をご確認いただくことになっています。