先日お休みの日に、
自宅から1時間ほど車で移動して、
静岡県浜松市に出かけました。
とあるイベントを覗いたあとで、
家族で浜松市動物園でもと思ったのですが、
あいにくの悪天候。
そこで私が以前から行きたかった、
浜松市楽器博物館を見学することに。
館内こんな感じです。
写真は弦楽器ばかりですが、
アジア各地のいわゆる「民族楽器」と呼ばれるものから、
素晴らしい作りの和楽器の数々、
そしてヨーロッパの現代楽器のルーツ達まで、
1500点以上の素晴らしいコレクションが展示されています。
中にはとんでもない装飾が施された
職人技術の結晶のような楽器から、
「どうしてこうなった・・・」
と突っ込みたくなる珍品まであり、
時間を忘れて魅入ってしまいます。
さすが楽器の街浜松。
世界を見てもこれだけの所蔵はなかなかありません。
フロアが変わると、
こんなコーナーも。
電子楽器コーナーです。
全然人気の無いエリアでしたが、
地元静岡のYahamaやRolandの偉大な功績の展示から、
moogのシンセまで!
Fenderのローズピアノもありましたよ。
そうこうしているうちに、
最後は鍵盤楽器コーナー。
ピアノは良く分からないし、
2歳の娘もそろそろ飽きてぐずり始めたし、
さらっと見て帰ろうか、
などと思っていた私は、
その浅はかな考えを
すぐに修正させられることになるのでした。
楽器博物館の本気を
ご覧ください。
あまりの興奮に、
これがいったいどういったピアノで、
どこで作られてみたいなことは
全く見ていません。
そうなんです、このピアノ・・・
全部ブラジリアンローズウッド!!(゚∇゚ ;)エッ!?
アコギのサイドとバックがいったい何枚・・・
指板だったらもう一生分・・・・
はっ、いかんいかん。
そもそもこのエリア、
というかこの博物館、
写真なんて撮っている人間すらほとんどおらず、
そんな中ピアノに大接近して
ひたすら木目に見入っているオジサン。
それはそれは異様な光景なのでした。
そんな私のiPhoneのカメラロール、
こんな感じになってました。
参りました。
もう19世紀の贅沢さ、半端ないっす。
出るは出るはのプレミアムウッド達。
特に最後のブラジリアンローズの木目ったらもう、
この前で数時間は時間をつぶせる自信があります。
このように、
最後は完全に間違った楽器の楽しみ方となりましたが、
浜松市楽器博物館、
楽器好きにはたまらないスポットです。
浜松駅から徒歩圏内ですので、
新幹線途中下車してでも
是非お立ち寄りください。