アギーレの後任は誰でしょう?
オリヴェイラ、レオナルド、ストイコビッチ、
いずれも十分あり得ますねぇ。
香川のためにはクルピも良いです。
個人的に見てみたいのは
ダントツでゼーマンです。
アギーレと同じ4-3-3信奉者ですしね。
(尋常じゃなく前のめりですが・・・)
一番良いと思うのは
スパレッティでしょうか。
前線の豊富なタレントが躍動しているのが
目に浮かびます。
決まるのはまだまだ先でしょうが、
気になって仕事が手に付かないので、
早く決めていただきたい。
さぁ、
オーダーのテレシンラインタイプは
最終工程に突入しています。
まずはネックの仕上げ。
バフがけが終わり美しい塗膜を備えた
メイプル指板のネック。
ローズウッドやエボニー指板とは異なり、
指板表面にも塗装をするメイプル指板は、
その仕上げ作業も大変です。
私は基本的に、
塗装前にフレットを打ち込みます。
フレットと指板が密着することにより、
そのサウンドはグっと迫力が増します。
ところがその後塗装をするので、
フレットの上にも塗料が乗ってしまい、
まずはそれを丁寧に除去する作業から始めます。
フレットの両脇にカッター等で切り込みを入れ、
塗膜を取り除きます。
写真の通り、抜け殻のように取れてくれます。
その後はフレットエッジの処理、すり合わせと、
ローズ指板と同じ作業をしていきますが、
やはり塗膜が邪魔をします。
万が一綺麗な塗膜に何かあったら、
軽く1週間は作業が押しますからね・・・。
そんなこんなで仕上がったネックがこちら!
メイプル指板で
フレット周りがここまで綺麗に仕上げられている楽器は
なかなか無いんですよ。
今回も満足の仕上げとなりました。
バーズアイも抜群の存在感ですね。
ナット、ペグも付きましたので、
ボディの仕上げに移ります。
こちらもとてもキレイです。
飴色のラッカーフィニッシュのおかげで
アッシュの偉大さが際立ちます。
塗膜の美しさはもちろん、
サウンドホールの中の仕上げまでこだわってます。
そもそもテレキャスターシンラインは、
フェンダー社が最も量産化をすすめた
1970年代のもの。
そういった量産モデルの象徴的なものを
敢えてハンドメイドで丁寧に作り上げることで、
よりハンドメイドの価値が見えてくる気がします。
これで本家より仕上がりがお粗末ならば、
わざわざ作る意味がありませんからね。
そういった意味でもさらに気を引き締め、
最高の仕上げをしたいと思います。
さぁ、次は配線です。
楽しみなP.U.が待ってます。