トップページでもご案内させていただいた通り、
先日完成した工房セミオーダーモデルのUnity Bassが、
島村楽器静岡パルコ店に入荷いたしました!
生粋のベーシストの方々はもちろん、
「ベースって弾きにくい」と思っているギタリストの方々にも
一度弾いてみて欲しいヘッドレスベース。
目から鱗、もうヘッド有りベースには戻れませんよ!
是非お気軽にご試奏ください。
今日は平行して進めていた
カスタムストラトキャスターの配線をご紹介。
こちらもまたこだわってます。
一見普通のストラトのピックガード。
でも中身はご依頼主のコダワリが満載です。
ノーマルストラトと大きく違うのは、
普通のストラト配線では出すことが出来ない、
「フロントP.U.とリアP.U.のハーフトーン」
を出せるようにしています。
そのサウンドを出すこと自体は
スイッチ一つ増設すれば済むのですが、
問題なのはその使い勝手。
スイッチ1つ増設で対応した場合、
リアポジションだけでなく、
全てのポジションでフロントの音がミックスされてしまいます。
今回はあくまでも
「リアP.U.選択時にのみフロントをミックスする」
ことが目的です。
他のポジションではストラトのままでなければなりません。
それを実現しようとすると
配線難易度は跳ね上がり、
5wayのレバースイッチに4回路を備える
その名も「スーパースイッチ」が必要です。
スーパースイッチの端子の数は何と、
24枚もあります(通常のスイッチは8枚)。
そしてフロントをミックスさせるスイッチは、
スイッチ付きポット(ノブを引っ張るとスイッチが入るというもの)
を使いました。
これによって、外見はいたって普通でも、
まるでテレキャスターのハーフトーンのような、
ナイスなベルトーンが奏でられます。
ストラトユーザーには
お勧めのカスタム配線です。
実は今回のオーダー、
搭載P.U.がまだ決まっていません。
いろいろご相談しましたが、
結局載せてみなきゃわからんってことで、
ご覧の通り、
P.U.テスト用のピックガードを追加で2枚用意しました。
全てリンディフレーリン、
Vintage Hot
Blues Special
Real'54
この3モデルを実際に弾き比べていただこうというわけです。
もうすでにこのギター
弦も貼られ全ての調整は万全。
P.U.を決めるお打合せ日を待つ状態です。
完成レポートは年明けに。