古民家風ベース

David Guettaの新譜がとても良い感じです。


大流行のEDM勢の中でも

やはりこの人頭一つ抜けている感じがします。

いわゆるクラブミュージックですが、

ノリやメロディの良さだけではなく

音に遊び心があって、

ベテランの余裕が感じられます。


ジャンル問わず良い音楽をお探しの方、

是非聞いてみてください。



こういう「DJ」と呼ばれる方々、

なんとなくチャラいイメージを抱いてしまいます。

David Guettaなんかも、

無駄に毎回PVに登場しますし、

無駄にエロいねーちゃんがPVに出てきます。


でも

これだけの凝りまくったトラック、

チャラチャラした人間には絶対作れません。

人知れずスタジオに籠り、

コツコツと仕上げているに決まってます。

ほんとは職人ですね。



さぁ、私も本職に戻りまして、

今日はヘッドレスベース、

塗装の前半戦をご紹介。

綺麗に磨きあがりました
綺麗に磨きあがりました

塗装前の儀式、

磨き上げの作業です。

ネックのバーズアイはもうちょっとやり過ぎなレベル。

サーモアッシュもそのままでも十分な存在感です。


これらをもっと魅力的にすべく、

塗装工程に突入です。

テンションあーーーーっぷ
テンションあーーーーっぷ

目止めのシーラーを吹き付けました。

いやぁ、素晴らしい。

相変わらず楽しい作業です。

苦労が報われる瞬間ですね。


いつもはこの後、サンディングの吹き付けに移るのですが、

今回はその前に一工程。

大人の泥遊び
大人の泥遊び

アッシュの様に「導管」が大きい木材は、

そのまま塗料を乗せても、その大きい導管は埋まってくれません。

 

綺麗な塗膜を作るために、

この段階でその導管を埋める作業を行います。

 

フィラーという泥のような物体で埋めるのですが、

このフィラーの色で、仕上がりの雰囲気は大分異なります。

 

プロトタイプを製作した時には、

木の色より少し薄い茶色のフィラーを入れましたが、

今回は黒を選択。

 

しっかりすり込み、

綺麗にふき取ります。

上の写真左が埋める前、一番右が埋めてふき取り後です。

 

全体的にはこんな感じになりました。

 

渋いっ
渋いっ

お~、

まるで古民家の壁か、

おじいちゃんちのタンスか、

「和」を感じさせる雰囲気になりました。


木材もフィラーも

バリバリのMade In USAなんですが。


写真中央と右は、

フィラー後サンディングを乗せた後の様子です。


まだ少し導管の部分には凹みがありますが、

これは研磨で整えます。

それが終わればいよいよ着色ですね。

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静岡県島田市のギター工房です。
カスタムオーダーギター・ベースの製作、リペアとカスタマイズ、オリジナルエフェクターなどの設計・製作をしています。

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