もうすごいっすね。

何って、もちろんニシコリ選手。

どうせなら決勝はフェデラーが良かったですが、

余計なお世話ですね。

ここまで来たら是非チャンピオンに。

ニシコリ選手もそうですが、

香川も本田も長友も

ほんとに10年前には

想像も出来ないレベルで活躍しています。

私が好きだったエドベリもサンプラスも、

カントナもシニョーリもガスコインも、

ほとんど漫画の世界だと思っていたのですが・・・。

日本人よりもサッカー向きの人種はたくさんいるし、

テニスなんてもっと世界と差があると、

昨日まで思っていました。

でも彼らは、そんなこと考えたことも無いのかもしれません。

NBAで活躍する日本人が出てくるのも

意外とすぐなのかもしれません。

私も負けずに、

既成概念を破壊するような楽器作りを

目指すことにします。

さぁ、セミオーダーギターは木工の終盤です。

ボディの外周形状とキャビティ加工が終了したら、

エルボーカットやバックカット等の加工を進めます。

このセミオーダーモデルStellaの特徴の1つとして、

ボディ外周の面取りRを大きく取っています。

トラディショナルなSTタイプよりも、さらに一回り大きめです。

ボディ全体が丸みを帯びることで、

なんとも言えない曲線美が生まれます。

基本的には機械加工ですが、

細かい部分は鉋や繰小刀を駆使して仕上げます。

近年は小さめのRを採用するメーカーが多いかもしれませんが、

この大胆な面取りによって生まれる

セクシーなラインはたまりません。

これからも出来るだけ簡素化することなく

取り入れていこうと思っています。

これでボディの木工は終了ですが、

塗装前にもう1工程。

ピックガードの製作作業です。

ピックガードも精度の高いテンプレートを用意していますので、

形状の加工から、外周のテーパー加工まで、

8割方機械で加工できます。

それでもやはり、加工には多少の誤差もあるため、

ネックポケット部やブリッジ部は、

それぞれのボディに合わせて仕上げます。

これでネック、ボディ、ピックガードと

それぞれの加工が終了しました。

ここからは塗装後に

再度組み合わされるその時まで、

しばし別々に仕上げ作業です。